オーガスチン(AUGUSTIN)のクラシックギター弦の種類と見分け方
オーガスチン(AIGISTIN)弦についてまとめます。
ギタリストの鈴木大介さんのブログによると、
オーガスチン弦は、
昔、戦後でガット(羊腸)弦が不足していた時、ニューヨークのオーガスチンさんの家に寄宿していたセゴビアが、ギター職人だったオーガスチンさんの眼をつけたデュポン社のナイロン
(ぶっちゃけて言うと釣り糸)を用いて弦を作った。
のが始まりだそうです。
弦のケースの裏側のセゴビアの肖像はここからきているのでしょう。
種類も多く、使っている人も多いのではないでしょうか。
クラシカルシリーズは特に弦が削られていないため、個体によってかなり差があるのも特徴で
良いものは艶のある素晴らしい音がでます。
また、近年ではカーボンを素材にした弦も販売されるようになっています。他社のカーボン弦同様に、オーガスチンのカーボン弦もナイロン弦とはまた違う音の響を感じられます。
弦の種類
オーガスチン社の弦は、
1〜3(高音)弦にナイロンまたはカーボンが使用されています。
ナイロン弦はテンション(張りの強さ)の弱い方から
クラシック・インペリアル・リーガルと名付けられて3種類あり、
カーボン弦はパラゴンと名付けられています。
また、4〜6(低音)弦は
ブラック(ロー)・レッド(ミディアム)・ブルー(ハイ)に加えて、ミディアムとハイを混ぜたようなゴールドの4種類があります。
この高音弦と低音弦の違いを元に、オーガスチン社のセット弦は
1〜3(高音)弦と4〜6(低音)弦を
クラシック×ブラック
インペリアル×ブルー
のように3本ずつ組み合わせた形で販売されています。
セット弦一覧
繰り返しになりますが、このセット弦は、1〜3弦と4〜6弦を1セット6本にしたパッケージです。
AUGUSTINの文字の下に組み合わせに応じた名前が書かれています。
パッケージの色で間違えてしまいそうになりますので、どれとどれの組み合わせになっているのかよく確かめてから購入してください。
全ての組み合わせがセット販売されているわけではありません。ですが、それぞれの弦はバラ売りされているので、組み合わせ方は好みに合わせて自由に決めることができます。










