ヴァイス (Sylvius Leopold Weiss)

1687 – 1750

ドイツのバロック時代のリュート奏者で作曲家。
バッハとほぼ同時代を生きたことでも知られています。
20世紀に入ってから、メキシコの作曲家ポンセがヴァイスの名を借りた偽作をセゴビアてに依頼され作ったのではないかという話もあります。

リュート奏者の家に生まれ、本人も息子もリュート奏者として活躍をした人物です。ギターの弦が6本なのに対して、リュートは、楽器によって11本ないし26本の弦を張る楽器で、1つの糸巻きに2本の弦が張られる複弦の楽器です。そのことから、ギター用に編曲されたヴァイスの曲は原曲とはまた違った響きになっていることでしょう。
しかしながら、バロック時代を思わせる音楽であることは間違いありません。

よく弾かれている曲

・ファンタジア ニ短調(ハ短調)
・パッサカリア
・ソナタ Op.35
・ソナタ 第2番 ニ短調
・組曲 第25番 不実な女
・組曲ハ短調
・組曲ト短調
・前奏曲とフーガ ハ長調
・トンボー(ロジー伯の墓)
・トンボー(カエタン男爵の墓)

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