初めてギター選びに必要なこと
私(記事の編集者)のギターは買って20年近く経ちます。
大学に入ってすぐ、当時のギター部の部長さんに借金をして買いました。
どこで買ったかをお話ししますと。
東京は目白にある東京古典楽器センター・ギタルラ社さん。
自分のギターに対して時々不満を漏らしていますが
アンサンブルのメンバーに言わせればよく鳴るいいギターだと。
(↑音が出てないのは、やはり技量の問題)
20年経っても良い音が出る。だけどそこまで高価ではない。
そんなギターが最初の1本になりました。
改めて考えると良いギターを手に入れたと思っています。
そんなギターを手にするために必要なことをまとめます。
弾けなくても試し弾きすること
ギターを持つこともままならない人もいるかと思います。
だけど、実際にお店に行ってお店の雰囲気を感じて、その雰囲気の中で音を出してみる。
どんな音がなっているか正直わからなくてもいい。
店員にお世辞を言われてもっと高価なギターを勧められても、耳を傾けずに雰囲気だけ感じてください。
同じ値段でも、何本か弾くとフィーリングの良いものとそうでないものが出てきます。
ギターとの出会いも人との出会いもフィーリングが大事です。
ギターはくれぐれも丁寧に扱って、周りの物なんかには絶対に絶対にぶつけたりしないでください。
本当に優しくそっと持ってくださいね。
わかっている人に付いてきてもらうこと

私の最初のギターは国産の量産ギターです。量産ギターは工場である程度機械に頼ってつくっているギターのことを言います。
一方で、職人さんが一本ずつ手作りしているものを手工ギターと言います。
手工ギターであっても一部部品や塗装などは依頼していることはよくあります。
ギタルラ社で入門用として売られているギターはエコールと呼ばれています。
ギタルラ社がコダイラ社に依頼して作っているギターです。
このギター、私が買うときは何本かの量産ギターから数本選んでその中から買いました。
選んでくれたのは当時、大学に指導に来られていたギタリストの方でした。
数人でぞろぞろ買いに行った記憶があります。
どこを見て選んだのかはわかりません。
おそらく指板と弦の間隔やらブリッジの部分やら。
そのおかげもあってまだ十分弾けます。
わかる人について来てもらうというのは、初心者にはわからない感覚やポイントを教えてもらうためでもあります。
ギターの価格帯も考慮すること
私が最初に買ったギターは1998年当時50,000円でした。
今は70,000円になっています。材料の問題ですね。
私の50,000円ギターは目立った傷もほとんどなく、今もバリバリ現役で活躍しています。
消費税は当時3か5%だったか。
ケースはついていなかったので後から買ったと思います。
どなたかの空のギターケースもって行って自宅まで持ち帰ったかと思います。
最近は大手楽器店で30,000円くらいから
クラシックギターが手に入るようです。
中には非常に高品質のものもありますが、個体によってばらつきがあり運任せというところもあります。
そういった意味では、入門用のギターは
日本のギターメーカが作ったで50,000円〜100,000円くらいの価格帯が無難だと思います。
学生さんでも休み中にバイトをすればなんとかできそうなところ。
その方が大事にしますしね。
ギタースクールなどでは最初から数十万円のギターを勧められることが稀にあります。
確かに量産ギターと違って良い音はします。
ただ、その後もずっと続けるのか、どのレベルまでを意識しているのかなど
購入に当たっては懐事情など考慮しなければならない部分はあります。
自分が弾き終わった後、次の入門者へも値引きして譲ってあげられるような
そんなギターを選べると良いのでは?と個人的には思っています。
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